일본어 해석 부탁드립니다.
-
게시물 수정 , 삭제는 로그인 필요
내공 100 겁니다 내공 냠냠 신고할거구요 고유명사나 이름은 ㅁㅁㅁ 이런식으로 해주셔도 되요
잘부탁드립니다. 참고로 이름이 몇 나오는데 이바라,사토시,오오히나타,호타로,치탄다... 이정도
나오는것 같네요 빨리 해주시면 감사하겠습니다.
번역기 절대 사절 입니다 !!!!
少し走りすぎた。顔が上がらない。まだ流れるほど汗は出ていない。 道はまた登り坂にさしかかる。走者の列は間延びして、一人で走っているような気分になる。
2.過去:十三日前
頼み事は突然だったが、大日向はもちろん前から機会を窺っていたのだろう。
その金曜日、俺は部室に行こうと思っていなかった。財布の中身が寂しくてバターロールと紙
パック牛乳で昼飯を済ませたら、放課後になって腹が減ってきたのだ。ほとんど間食はしないた
ちだが、さっさと帰って何かつまみ食いしようと思っていた。
ところが昇降口に向かおうとしたところ、どういうグループなのか女子の一団が廊下の幅いっ
ぱいに広がっていて、牛の歩みのようにゆっくりとしか進まない。かきわけて追い抜くのも面倒
で、踵を返した。気がついたら渡り廊下にいて、ここまで来たなら顔だけ出そうかと思い、部室
に足を向けた。
結果的にはそれで正解だった。部室に入ったら、立ったままひとつの机を囲んで視きこんでい
た女子三人、千反田、伊原、大日向が揃ってこちらを向いた。伊原が言った。
「狙ったょうに来たわね」
「なにを」
それには、大日向がおどけて答える。
「いまからお菓子の箱を開けるのだ」
なんと。欲望のおもむくままに言う。
「腹が減って倒れそうなので分けてください」
伊原が「素直すぎて裏がありそう」と眩くのを聞き流し、机を囲む輪に加わる。
お菓子というのは、箱に入ったポテトチップスだった。「チップスサツマ」と書かれているの
で、ジャガィモではなくサツマィモのチップスだろう。放課後の地学講義室でこうして菓子を広
げるのは初めてではない。家で余った中元や歳暮を千反田がょく持ってきた。ただ今回のポテト
チップスは、それらとも趣向が違う。
「これ、誰が持ってきたんだ」
「あたしです」
と大日向が小さく手を上げる。
「なんですか、あたしのポテトチップスじゃ食べられませんか」
とうしてそんなことを言い出したものやら。
「黒い猫でも白い猫でも、菓子をくれるのはいい猫だ」
大日向はきよとんとした顔になつた。
「えっと、si恩来?」
「ぎ歡irだろ」
横から伊原がロを挟む。
r蔣介石じゃなかったっけ」
やりとりを聞いて、千反田が無理に笑うようなひきつった表情になった。
「ええと、その、ホー•チ•ミンですよね」
なんとかボヶようとしている。悪いことをした。ちなみに俺は本当に忘れていたのだが、話し
ているうちに思い出した。部小平だ。
「とにかく、座りましよう」
もっともだ。椅子を持ち寄る。大日向がポヶットから携帯電話を出して、机に置いた。ポヶッ
トに入つたまま椅子に座ると邪魔になるらしい。
箱の蓋を開ける。いただきます。
チップスは厚手で、ばりっという食感を想像していたが、むしろさくっとした感じだった。ほ
のかに甘い。
「臓腑に染みるな」
そう言ったら、大日向が吹き出した。
「そんな、湯上がりにお酒飲んだおじさんみたいに」
湯上がりに酒を飲んで臓腑に染みると言った中年男性を実際に見たことがあるのかと問いたい。
「ぁ、ぉぃしぃ」
思わずというように伊原が眩く。それを聞くと、大日向がにっと笑った。
「よかった。これ、うちの家族に大好評で、取り寄せたんですよ」
rへえ。どこから?」
千反田が箱の蓋を見て、言う。
「鹿児島銘菓と書いてあります。JAかごしま……。旬ではないのに、確かにとてもおいしいで
す。こういう売り方もあるんですね」
細めた目の鋭さは商売敵を見るようだ。千反田家でサッマイモを作っているかどうかは知らな
いが、たったいまJAかごしまは仮想敵になったのかもしれない。
「鹿児島から取り寄せたんだ。親戚とか住んでるの?」
なんで鹿児島の菓子を知っているのか不思議だったが、なるほど、親戚がいるなら行ったこと
もあるだろう。そう早合点しかけたが、大日向はかぶりを振った。
「違う違う。こないだライブに行ってきたんです」
「ライブ?鹿児島で?」
「ええっと.」
ばつが悪そうに、
「福岡です。このお菓子、福岡の売店にあったんです」
鹿児島の銘菓が福岡で売られていたのでは、どこまでがご当地なのやらわからない。販路が広
いのは千反田にとっては羨ましいことだろうが。チップスを一一枚三枚と立て続けにロに運びなが
ら、伊原が言う。
「福岡でラィブって、なに聴きに行ったの」
すると大日向は片目をつむり、くちびるに人差し指を当てた。
r……内緒なのね」
「ぇへ」
どんな歌手だって、たとえば悪魔崇拝を熱唱する歌手だって、別にそれで大日向のことをどう
こうと思ったりはしないのだけれど。まあ、本人が秘密にしたいなら無理には訊かない。
「でも福岡って遠いょね。そこでしかやってなかったの?」
「いえ、全国ツァーです。ついて行きました。さすがに全部は無理だったけど……」
「全国ですか?」
そう声を上げたのは千反田だった。
「北海道から沖縄までなんでしょうか」
大日向は戸惑い気味に、
「ええっと。仙台から福岡までです」
と答え、それから少し悔しそうに付け加えた。
「肝心の東京公演だけチヶットが取れなかったんですよね」
俺は音楽をまるで聴かないわけではない。だが聶貭のグループの全国ツアーを追いかけること
は出来ない。素直に感心する。
「よく続いたな」
すると大日向はなぜか少し神妙になった。
「あたしの友達が言うんですけど、愛は惜しみなく与えるものだって」
「品切れしないの力」
そう訊くと、首を捻って苦笑いをする。
「こないだのアルバム聴いたら、そろそろ在庫僅少になりました」
話しているあいだにも、四人の手はサツマチップスに伸び続ける。控えめながら確かな甘さと
絶妙の食感のせいか、もう一枚が止まらない。そうこうしているうちに空腹も忘れる。
気がつくと箱の中には一枚しか残っていない。俺と伊原が同時に動いた。残り一枚の上空で、
俺と伊原の指がぴたりと止まる。ロマンティックでもおかしくないシチュエーションなのだが、
この二人では交わされる視線に熱いものはどこにもなく、ただ冷ややかな険悪さが流れるのみ。
「喜んでもらえてよかった」
気楽にそう言う大日向をよそに、俺と伊原は伸ばした手をこれも同時に引っ込める。譲ってく
れるのかともう一度手を出したら、伊原も同じことを思ったらしく、またかち合った。別に意地
を張ってまで最後の一枚が欲しいわけではないのだが……。
沈黙が気まずい。伸ばした手をどうにもできず、伊原がどんな顔をしているか見るのもためら
われる。事態を察した千反田がおずおずと「あの」と言いかけたまさにその時、救いの音がした。
地学講義室のドアが開いたのだ。
四人がいっぺんに顔を向ける。鼻歌でも歌いそうな太平楽な笑顔で、里志が立っていた。伊原
が言った。
「狙ったように来たわね」
もちろん、里志にはなんのことだかさっぱりわからないはず。面食らって、
「なにを」
と訊くのに、大日向がおどけて答える。
「いまからお菓子の箱をしまうのだ」
こうして図らずも古典部全員が揃い、最後のサツマチップスが里志の胃に収まると、大日向は
全員を眺めまわして切り出した。
「さて。あたしのお菓子を食べたからには、先輩たちにはやっていただきたいことがあります」
これは賄賂だったのか、とようやく魂胆に気づくも、時は既に遅かった。こうして俺たちはサ
ツマチップスで買収され、翌土曜日の予定を大日向に埋められたのだ。
天気予報があまりよくなかったので、雨の心配ばかりしていた。幸い家を出るとき雲の色は白
く、まだ当分保ちそうだった。ただ、帰りが何時になるかわからないので、念のため折りたたみ
傘をトートバッグに入れる。普段はたいてい手には何も持たず、ポヶットに財布だけをつっこん
で出かけることが多いのだけれど。
鏑矢中学の正門前で待ち合わせることになっていた。確かに全員が間違いなく知っている場所
だ。グラゥンドではサッヵー部と陸上部、それとテニス部あたりが練習をしている。ざっと見て
みたが、憶えている顔はなかった。
三時の約束に遅刻するとしたら里志だろうと当たりをつけていたが、予想は外れた。五分前に
は俺と里志、伊原と大日向、全員が揃った。デニム地とはいえ伊原がスヵートを穿いてきたのが
少し意外だ。もう春から夏に変わりかける時期で、大日向のシャツは半袖だった。
「今日はすいません、変なことお願いして」
謝るわりには大日向はにこにこと嬉しそうだ。楽しそうなのは伊原や里志も同じで、
「こんなことは滅多にないからね。楽しみだょ」
とか、
「ちょっとどきどきする。あんまり期待しないでね」
などと笑いあっている。俺は特に何も言わなかったが、実はそれなりに興味をそそられていた。
「近いんです。案内しますね」
大日向が先に立って歩き出す。
目指すのは喫茶店で、まだ開店していない。開店時間が来ていないからではなく、まだォープ
ンしていないのだ。
「それで叔父さんなんだっけ、その人って」
里志がそう言うと大日向は振り返って苦笑いした。 1
「説明したじゃないですか。従兄です。ちょっと年は離れてるけど」
俺も叔父だと思い込んでいた。従兄らしい。今度こそ憶えておこう。
とにかく昨日の話によれば、大日向の親戚が新しく喫茶店を開くので、オープンに先立ってモ
ニター客になってくれないかということなのだ。オープン前の店に入る機会など、里志の言う通
り滅多にない。俺たちがほぼ最初の客ということだそうで、光栄でもある。
千反田がいれば、もっと好奇心をあらわにしていただろう。だが、いまはいない。外せない用
事があって、所要時間が読めないので約束ができないそうだ。昨日の放課後、「わたしもぜひ行
きたいですけど……。夕方じゃ遅いですよね」と未練そうに言っていた。
また、個人的にも新しい喫茶店の開店は楽しみだ。俺が時々使っていた喫茶店〈パィナップル
サンド〉が移転してしまって、近くに高校生一人で入れる喫茶店がなくなってしまったのだ。そ
こが気易く入れそうな店構えなら、俺としても今後ありがたい。
「で、なんて店なんだ」
歩きながらそう訊いたが、大日向は何やら伊原と話し始めていて、どうやら聞こえなかったら
しい。まあそのうちわ力るだろう
なんとなく里志と並んで歩く。
俺が思ったことを、里志がロにした。
#일본어 해석 #일본어 해석좀 해주세요 #일본어 해석기 #일본어 해석 카메라 #일본어 해석 사이트 #일본어 해석하기 #일본어 해석본 #일본어 좀 해석 해주세요 답변 #일본어 좀 해석 해주세요 링크 #호구 일본어 해석