2023年7月5日 09:10 MLBカンザスシティ vs. タンパベイ 試合分析および海外野球スポットライト
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カンザスシティ・ロイヤルズ vs タンパベイ・レイズ 試合分析
カンザスシティ・ロイヤルズ
カンザスシティ・ロイヤルズ
投打の調和で反撃に成功したカンザスシティ・ロイヤルズは、アレック・マーシュ(6勝5敗4.19)がシーズン7勝に挑戦する。29日にクリーブランドとのホームゲームで6イニング4安打1失点の好投で勝利を収めたマーシュは、アウェイとホームの差が大きい投球が続いている。最近のホームゲームでは2試合連続で6イニング以上1失点以下という投球内容は、今回の試合でも期待できる部分だ。前日の試合でペピオットとアームストロング相手に4点を挙げたカンザスシティの打線は、勝利はしたものの依然としてホームゲームでの打撃が良いとは言えない。特に長打が出ないと、試合の運びが容易ではない。3イニングで1失点を許したブルペンは、クローザーのジェームズ・マッカーサーの1.2イニング無失点投球が決定的な役割を果たした。
タンパベイ・レイズ
打線の不振が連勝の終わりをもたらしたタンパベイ・レイズは、ザック・エフリン(4勝5敗3.92)がシーズン5勝に挑戦する。29日にワシントンとのホームゲームで6イニング4安打無失点の好投で勝利を収めたエフリンは、前の2試合の不調を克服した点が幸いである。最近のアウェイ2試合では共に4失点以上という投球内容が良くなく、昨年カンザスシティでのアウェイゲームで3イニング5失点の敗北を喫した点が心配だ。前日の試合でワカとストラトン相手にアイザック・パレデスのソロホームランを含む2点を挙げるにとどまったタンパベイの打線は、11打数1安打という壊滅的な得点圏成績が勝負を分けたと言っても過言ではない。特に終盤のチャンスを逃したことが痛い。それに加えて、1点差の状況でチーム内で最悪のブルペン投手であるショーン・アームストロングを起用し、2失点して同点にしてしまったブルペン運用は、資金のないチームの悲哀とも言える。
試合見通し
今回のシリーズで勝利を分けるのもやはりカンザスシティのブルペンだ。両チームの先発投手は今回の試合でも好投を期待できる。結局、第3戦もブルペン対決になる可能性が高いが、その前にエフリンは最近のアウェイ投球がよくなく、昨年の悪い記憶もある。そしてこの問題は決して無視できるレベルではない。投手力で優れたカンザスシティ・ロイヤルズが勝利に近い。
予想スコアおよびベッティング
予想スコア5:4 カンザスシティ勝利
ハンディ: カンザスシティ勝利
オーバー/アンダー: オーバー