6月7日 MLBセントルイスコロラド海外野球分析スポーツ分析
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投手陣の好投で連敗脱出に成功したセントルイス・カーディナルスは、ソニー・グレイ（7勝3敗3.00）がシーズン8勝に挑む。2日、フィラデルフィアの遠征で5イニング4失点の不振で敗れたグレイは、ホームでは強く、遠征では弱い問題がそのまま露呈してしまった。今回の試合がホームであることはグレイにとって最大の強みとなる。前日の試合でロンネル・ブランコを攻略し、ノーラン・アレナードのソロホームランを含む6点を挙げたセントルイスの打線は、遠征でも打撃感自体は好調を維持している。しかし、試合後半の沈黙は残念な部分だ。3イニングを失ってしまったブルペンは、ようやく再び正常に戻りつつあるようだ。
9回表2死後、ブルペンの乱調が逆転負けに繋がったコロラド・ロッキーズは、カル・クワントリル（4勝4敗3.84）がシーズン5勝に挑む。2日、ドジャースの遠征で4.1イニング9安打4失点の不振で敗れたクワントリルは、5月の好調が6月の始まりと共に飛んでしまったのが問題だ。遠征で一度揺らぐと、次の試合まで後遺症が続くタイプのため、今回も簡単にはいかないだろう。前日の試合で敗れたものの、シンシナティの投手陣相手にエリアス・ディアズのソロホームランを含む7点を挙げたコロラドの打線が、その集中力を遠征で持っていけるかが鍵だ。しかし、あまりにも大きな逆転負けの後遺症が大きいと感じられる。9回に6点を失ったブルペンは、本当に言葉がない。
最近、セントルイスはホームランが確実に出ている。つまり、投手陣がしっかりと機能すれば勝利の可能性が高い。クワントリルは5月に最高の投球を見せたが、前回の登板では残念な姿を見せ、セントルイスの打線は見た目よりもシンカー攻略度が高いチームだ。そして、グレイはホームゲームの強みを持っており、コロラドはハーサン後遺症に悩まされる可能性が高い。ホームの利点を持つセントルイス・カーディナルスが勝利に近づいている。
予想スコア 6:3 セントルイス勝利
ハンディ : セントルイス勝利
オーバーアンダー : オーバー