6月23日 MLB ニューヨークヤンキース アトランタ 海外野球分析 スポーツ分析
-
Editing and deleting posts requires login
ニューヨーク・ヤンキースは先発の不調が連敗につながっており、マーカス・ストローマン（6勝3敗 防御率3.08）がシーズン7勝に挑戦します。ボストン遠征で5イニング4失点の不調で敗れたストローマンはここ最近の4試合では交互に好投を見せています。夜間の試合での投球内容が昼間の試合より良いタイプなので、反発の余地は多いです。前日の試合ではクリス・セールの投球に抑えられ3安打1得点にとどまったヤンキースの打線は、後半の不調がかなり痛い部分です。特にスタメンラインナップがフル稼働した状態での不調が問題です。唯一ヨエンドリス・ゴメスが4.2イニング無失点で抑え、ブルペンの消耗を最小限に抑えたのはブルペン運用に影響する部分です。
アトランタ・ブレーブスは投打の調和で3連勝に成功し、チャーリー・モートン（4勝3敗 防御率3.91）がシーズン5勝に挑戦します。16日のタンパベイとのホームゲームで6イニング3安打1失点の好投で勝利したモートンは、ホームでの反発ができたのが幸いです。今年はホームとアウェイの差が大きいですが夜間の試合では2勝1敗、防御率2.95、被打率.211で強いので、この点に賭ける必要があります。前日の試合ではロドンを完璧に攻略しホームラン3本含む8得点を挙げたアトランタの打線は、畳みかけることが何かを示しました。ただし後半の5イニングの沈黙は、残りのシリーズで変数になる部分です。4イニングを2安打無失点で抑えたブルペンは、役割を確実に果たしているようです。
前日の試合は両チームの最近の特徴を如実に示した試合と言っても過言ではありません。ストローマンとモートンの投球タイプを考慮すると今回は接戦になるでしょう。しかし最近ヤンキースはブルペンが最大の弱点で、前日アトランタは勝ちパターンの投手を大事に温存しました。投手力で優位なアトランタ・ブレーブスが勝利に近いです。
予想スコア 6:5 アトランタ勝利
ハンディ：アトランタ勝利
アンダーオーバー：オーバー