9月28日 09:10 MLB ミネソタ ボルチモア 海外野球解析 スポーツ分析
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最悪の試合の末に延長戦で敗れたミネソタ・ツインズは、パブロ・ロペス(15勝9敗4.11)が今シーズン16勝に挑む。23日ボストン遠征で4イニングで7失点の不振で敗れたロペスは、トリスタン・カサスに許した3点ホームラン2本が非常に致命的だった。最近のホームゲームの投球自体は改善されているが、一度崩れた時の影響をどれだけ減らせるかが鍵となるだろう。前日の試合でマイアミの投手陣相手にカールロス・コレアのソロホームランを含む6点を挙げたミネソタの打線は、数多くのサヨナラチャンスを逃したのが非常に大きかった。延長でのバントハイライトはまさにハイライトそのもの。8.2イニングで4失点を許したブルペンはスコット・ブレットに複数イニングを任せるべきではなかった。
投手陣の崩壊で大敗を喫したボルチモア・オリオールズはケイド・フォビッチ(2勝9敗5.59)が今シーズン3勝に挑む。22日のデトロイトとのホームゲームでは5イニングで2安打2失点の投球を見せたフォビッチは、最近デトロイト相手に2試合連続で5イニングで2安打2失点という印象的な結果を残している。しかし、ホームに比べてアウェイでの投球が依然として良くない投手である点は今回の試合でも問題となるだろう。前日の試合でゲリット・コール相手にたった1点しか挙げられなかったボルチモアの打線は、ワイルドカード確定後に打撃が急激に沈んでいる。つまり、このシリーズ全体でこの問題が浮かび上がる可能性がある。3イニングで9失点を喫したブルペンは厳しい再整備が必要に見える。
現在ミネソタは文字通り崖っぷちに立っている。特に前日のタイブレークでのパフォーマンスはAAレベルにも満たないという声が上がるほどだ。さらに最近フォビッチの投球が良くなっていること、そしてロペスが直前の試合でホームランに崩れたことは今回の試合のポイントだ。今のミネソタは相手が勝つチャンスを与えても勝てないチームに近い。実力で上回るボルチモア・オリオールズが勝利に近い。
予想スコア 5:3 ボルチモア勝利
ハンディ:ボルチモア勝利
アンダーオーバー:アンダー