9月1日 08:10 MLB ヒューストン カンザスシティ 海外野球分析 スポーツ分析

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date_time 2024-08-31 17:20:02 comment
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アルトゥーベのサヨナラヒットで辛勝を収めたヒューストン・アストロズは、キクチ・ユウセイ(6勝9敗4.39)がシーズン7勝に挑む。26日のボルティモア遠征で5.2イニング2安打3失点の投球を見せたキクチは、投球内容に比べて残念な結果が出ている。ホームでの6イニング2失点以下の好投は期待でき、何より彼が登板する際にチームの競技力が上がるのが励みになる。前日の試合でカンザスシティの投手陣相手にベン・ゲマルのソロホームランを含む3点しか挙げられなかったヒューストンの打線は、セス・ルーゴ相手に無数のチャンスを逃してしまったことが試合を厳しくする要因となった。8打数無安打の得点圏成績は反省すべき点。チームはノーヒットノーランを打たれ、9回表に同点2点ホームランを許したブルペンは、昨年までの威力がまったく出ていない。

ブルペンの不振が結局、惜敗につながったカンザスシティ・ロイヤルズはコール・レイガンス(10勝8敗3.28)がシーズン11勝に挑む。27日のクリーブランド遠征で4イニング2失点の不振な投球を見せたレイガンスは、最近2試合で徐々に揺らいでいる姿が見受けられる。遠征試合に強い投手ではあるが、特に西地区のチームと戦うときはホームでもアウェイでも崩れることが最大の弱点となるだろう。前日の試合でフランバー・バルデスにノーヒットノーランで抑えられ、9回表にポール・デヨングの2点ホームランが唯一の得点だったカンザスシティの打線は、まさに徹底的に抑え込まれたと言えよう。今回のシリーズでの打撃不振は深刻だと言わざるを得ない。2イニングで2失点を許したブルペンは、9回にジェームス・マッカーサーを登板させてはいけないことを再度確認させただけであった。

今回のシリーズは試合内でずっと接戦が続いている。ヒューストンでは変わったキクチではあるが、カンザスシティは左腕相手にそこそこ強みがあり、レイガンスは特に西地区のチームと当たるとバカになる投手だ。今回の試合もブルペン戦の可能性が高いが、シリーズを通じてブルペンの優位はヒューストンにあることで、これが勝負を決める要素となるだろう。後半戦での優位に立つヒューストン・アストロズが勝利に近い。

予想スコア5:4 ヒューストン勝利

ハンディ:カンザスシティ勝利

オーバー/アンダー:オーバー



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