9月1日 08:10 MLB ヒューストン : カンザスシティ MLB分析

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◈ヒューストン

キクチ・ユウセイ（6勝9敗4.39）がシーズン7勝に挑戦します。26日のボルティモア遠征で5.2イニング2安打3失点の投球を見せたキクチは、内容に比べて惜しい結果になっています。ホームでの6イニング2失点以下の好投は期待でき、何より彼が登板する時チームのパフォーマンスが上がることが励みになります。前日の試合では、カンザスシティの投手陣相手にベン・ゲームルのソロホームランを含む3点を挙げただけのヒューストン打線は、セス・ルーゴに多数のチャンスを逃してしまったことが試合を難しくしました。8打数無安打の得点圏成績は反省すべき部分です。チームはノーヒットノーランを喫し、9回表に同点2点ホームランを許したブルペンは昨年の力が全く出ていません。

◈カンザスシティ

コール・レイガンズ（10勝8敗3.28）がシーズン11勝に挑戦します。27日のクリーブランド遠征で4イニング2失点の不振な投球を見せたレイガンズは、最近2試合で少しずつ揺らいでいる様子が見えます。遠征試合に強い投手ですが、特に西地区のチームと対戦すると、ホームでもアウェイでも崩れることが最大の弱点になります。前日の試合ではフランバー・バルデスにノーヒットノーランに抑えられ、9回表にポール・デヨングの2点ホームランが唯一の得点であったカンザスシティ打線は、まさに完全に封じ込められていたと言えます。このシリーズの打撃不振は深刻と言うべきレベルです。2イニングで2失点を許したブルペンは、9回にジェームズ・マッカーサーを登板させるべきではないことを再確認させました。

◈コメント

今回のシリーズは試合を通じて拮抗した流れが続いています。ヒューストンから変わったキクチとはいえ、カンザスシティは左腕相手の強みがあり、レイガンズは特に西地区のチーム相手ではバカになる投手です。今回の試合もブルペン戦の可能性が高いですが、シリーズを通じてブルペンの優位はヒューストンが持っており、この点が勝負を分けるでしょう。後半で優勢なヒューストン・アストロズが勝利に近づいています。

◈おすすめベッティング

[[勝敗]] : ヒューストン勝

[[ハンディ]] : +1.5 カンザスシティ勝

[[U/O]] : 7.5 オーバー ▲