8月26日 03:10 MLB カンザスシティ フィラデルフィア 海外野球分析 スポーツ分析
-
Editing and deleting posts requires login
投手陣の崩壊が大敗につながったカンザスシティ・ロイヤルズは、セス・ルーゴ（14勝7敗3.02）がシーズン15勝に挑戦する。20日のエンゼルスとのホームゲームで7イニング4安打2失点の好投を見せたルーゴは、直前の2試合の不振を見事に克服した。とりあえずホームで復活の投球を見せたが、昼の試合では5勝2敗2.01、WHIPが0.92という点は、今回の好投も期待できる部分であるのは間違いない。前日の試合でスアレス攻撃に失敗し、わずか2点にとどまったカンザスシティの打線は、シンカーを中心とした左腕投手の攻略に失敗し、結局敗北につながった。上位打線の不振はまず克服する必要がありそうだ。4イニングで6失点を許したブルペンは、秋の野球最大の敵となるだろう。
打線爆発で完勝を収めたフィラデルフィア・フィリーズは、コルビー・アラード（1勝3.46）がシーズン2勝に挑戦する。9日のアリゾナ遠征で5イニング1失点の好投を見せたアラードは、8月の2試合で期待以上の投球を見せた。遠征投球が得意なタイプなので、今回も4～5イニング程度は期待できそうだ。前日の試合でカンザスシティの投手陣を完全に打ち破り、ホームラン2本を含む11点を上げたフィラデルフィアの打線は、18本のヒットが示す通りまさに爆発している。2ホームラン7打点を上げたJTリオムルトは、何かスタッツを管理したように感じる。4イニングを1安打1失点で耐えたブルペンは、それなりの役割を果たしている。
カンザスシティは左腕に強いが、シンカー投手には弱い傾向があり、その結果が前日の大敗につながった。しかしフォーシーム投手には非常に強いため、アラードにとっては非常に苦しい試合になるだろう。確かに前日フィラデルフィアの打撃は爆発したが、単調なシンカーではなく複雑な変化球に対するルーゴの攻略は簡単ではなく、この点が勝負を分けることになるだろう。先発で先を行っているカンザスシティ・ロイヤルズが勝利に近い。
予想スコア 7:3 カンザスシティ勝利
ハンディ：カンザスシティ勝利
オーバーアンダー：オーバー