8月26日 02:35 MLB ボストン アリゾナ 海外野球分析 スポーツ分析
-
Editing and deleting posts requires login
ボストン・レッドソックスは投打の不振が続き、連敗が続いている。テナー・ハウク（8勝8敗、3.01）が今季9勝を目指して先発する。20日にヒューストン戦で6回3失点の投球を見せたハウクだが、ホームとアウェイの成績に差が出始めている。最近のホームゲームの投球を考慮すれば、クオリティ・スタート（QS）以上の投球は期待できるが、昼の試合での被打率が.294というのは大きなリスク要因だ。前日の試合ではジャック・ギャロンに抑えられ、シワルド相手に9回裏にようやく1点を得たボストンの打線は、今回のシリーズでの不調が深刻なレベルにある。右腕投手を攻略できないということは、このチームのアイデンティティが失われつつあることを示していると思われる。4イニングで2失点を許したブルペンは、ルーカス・シムズの調子が上がらないのが痛手だ。
エースの好投により5連勝を達成したアリゾナ・ダイヤモンドバックスは、メリル・ケリー（3勝3.63）が今季4勝目を目指す。19日にタンパベイ戦で5回6失点という不振な投球を見せたケリーは、ロード・ウォリアーとしてはふさわしくない状態だった。前の試合での不振は今試合にも悪影響を及ぼす可能性がある。前日の試合ではクロフォードとシムズを攻略して4点を挙げたアリゾナの打線は、アウェイでの打撃力が発揮されているが、10打数1安打の得点圏成績は改善する必要がありそうだ。3イニングで1失点を許したブルペンは、ポール・シワルドの調子が深刻なレベルに達しているようだ。
今回のシリーズでボストンの打線はアリゾナの先発投手攻略に苦しんでいる。多彩な球種を持つケリーを攻略するのも容易ではないだろう。もちろん、ハウクの投球はクロフォードやベイオとは大きな違いがあり、先発対決は互角に近い。しかし、最終的にはブルペンの勝負であり、今回のシリーズではボストンは主力ブルペンを全く起用していない。ブルペンで先行するボストン・レッドソックスが勝利に近い。
予想スコア 4:3 ボストン勝利
ハンディ: アリゾナ勝利
オーバーアンダー: アンダー