8月25日 08:10 MLB カンザスシティ フィラデルフィア 海外野球分析 スポーツ分析
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タイ線の力を前面に出して連勝に成功したカンザスシティ・ロイヤルズは、ブレイディ・シンガー（9勝 8敗 3.18）がシーズン10勝に挑む。19日、シンシナティ遠征で6イニング無失点の好投をし勝利を収めたシンガーは、遠征での不振をある程度克服した点が励みになる。夜間試合という変数はあるが、十分に6イニング2失点前後の投球を期待できるだろう。前日の試合でウォーカーとギルバートを攻略し、ホームラン2発を含む7点を挙げたカンザスシティの打線は、最近のホームゲームの火力はどこに出ても羨ましいほどだ。ただ、8打数1安打の得点圏成績は残念だ。3イニングで2失点を許したブルペンはクリス・ブービッチの投球があらゆる面で失望させる。
投手陣の不調が連敗に繋がったフィラデルフィア・フィリーズは、レンジャー・スアレス（10勝 5敗 2.87）が怪我から復帰戦を迎える。7月23日、ミネソタ遠征で5.1イニング3失点の敗北を喫した後、背中の怪我で故障者リストに入ったスアレスは、約1ヶ月ぶりの復帰となる。しかし、リハビリ投球なしで戻るという点が逆に問題になる可能性がある。前日の試合でワカとブービッチ相手に4点を挙げたフィラデルフィアの打線は、11本のヒットを打ち出した点に満足しなければならない。ただし、長打がないと試合を進めるのが難しい問題が続いている。5イニングを1失点で耐えたブルペンは、敗北しているときは本当に良く投げるようだ。
ホームゲームでのカンザスシティは、打撃に関しては確かなチームだ。特に左腕相手にホームで非常に強いという特徴がある。つまり、スアレスの復帰パートナーとしては最悪に近い。もちろんフィラデルフィアの打線は前日活気を見せているが、シンガーはホームゲームで非常に強い投手で、ブルペンは今のところ似たような感じだ。相性で優位なカンザスシティ・ロイヤルズが勝利に近い。
予想スコア 6:3 カンザスシティ勝利
ハンディ：カンザスシティ勝利
オーバー/アンダー：オーバー