8月25日 J1リーグ 5試合

8月25日 J1リーグ 5試合

date_time 2024-08-24 13:10:02 comment
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8月25日 J1リーグ 5試合

● ヴェルディ (日本1部 12位 / 勝敗敗敗分)
逆襲の状況を作ることを目標とするチームだ。監督自身が下位チームの守備と逆襲を狙うことを好み、中位レベルにチームを引き上げる技術があるとの評価を受けている。
ただし後半の失点率が高めであり、これは守備時間が長いチームが抱える慢性的な弱点と言える。今シーズンも後半の失点率は試合あたり0.89ゴールに達している。爆発力のある逆襲は、強豪相手にも通じる面があるものの、持続的に守備が圧迫される状況では後半の失点がかなり多かった。
- 勝者:なし

● 鹿島 (日本1部 3位 / 勝敗勝敗分)
鹿島は相手に応じて柔軟にプレーを変える能力に優れている。弱小相手には後方から開始するビルドアップを重視する、持続的な攻撃スタイルを持っていると言える。
その代わり、こうした状況では逆襲プレーを好むチームには弱い方だ。今シーズンも堅さを重視するセレッソ+町田+福岡といったチーム相手には得点力がぱったり切れて不調だった記憶があり、ヴェルディ相手には多得点に成功したが3-3で結局引き分けに終わった。特にアウェイでの波が大きい鹿島にとって、最近のアウェイでの流れも良くない。
- 欠場者:鹿島(ゴールキーパー / A級)、チャブリジ(WF / A級)

➋ ベッティングデータ
○ 期待得点(xG):1.46ゴール vs 1.34ゴール
○ 両チームの得点可能性(BTTS):62%
○ 両チーム合算期待得点:2.95ゴール
○ これまでの対戦成績:1戦 0勝 1分 0敗 (拮抗)
○ 先の対戦でのアンダー/オーバー:オーバー (100%)
○ 過去の成績で両チームが得点した場合(BTTS):100%

➌ 主要外信予測
[Predictz] 2-2 (引き分け)

➍ 試合の様子 & 推奨ベッティング
オーバー(2.5)を優先的に考えるのが良いだろうし、大胆に選択をするなら引き分けも推奨できそうだ。まず鹿島がビルドアップで主導する状況であっても、逆襲スタイルのチームに対しては苦しんだ部分が多い。特にヴェルディが持続的に圧迫されている場面では後半のペースが良くないのだが、爆発力で鹿島を3-3で相手した実績もある。

➎ 3行要約
[一般 勝/分/敗] 引き分け (推奨 o)
[ハンデキャップ / +1.0] ヴェルディ勝 (推奨 x)
[アンダーオーバー / 2.5] オーバー (推奨 o)

● 広島 (日本1部 2位 / 敗勝勝勝勝)
広島は非常に攻撃的な成績が良い。これはリーグで転換が最も速いチームであり、そのおかげで低いラインを作る相手も打破されるまでシュートを打ち続けて勝利を手にする場面をよく作り出している。
もちろん鹿島相手には最近の3試合で2得点しか記録していないなど、攻撃力において全体的に波が多い場合もある。代わりに鹿島の逆襲を抑えるのに転換速度が非常に役立っている流れだ。ミツタ(MF)が広島の転換と守備での主要な役割を果たし、広島を最近の3試合で無失点に抑えている。
- 欠場者:エゼキエル(FW / B級)、ソティリウ(FW / A級)、オハラ(MF / C級)

● 柏 (日本1部 15位 / 敗敗分勝敗)
柏も圧力ラインが結構高い。守備を非常に攻撃的にするため、実際に失点の幅は狭いものの、失点頻度が低いとは言い難い。特にプレッシャーが解かれた状況下での柏の守備力はかえって質が良くない。前回の試合の失点の状況も相手のドリブルでプレッシャーラインが簡単に崩れたことが先制点の原因となった。
その代わり、全体的にゴールに近い場面をたくさん作る様子が見られる。だが今シーズンの実際の得点は試合あたり1ゴールにとどまっている。効率においてホソヤ(FW)のような前方選手たちが期待値を下回っている印象がある。そのため攻撃は空振り、守備は波が激しい傾向と見なせる。
- 欠場者:シマムラ(MF / A級)、ヒデタカ(FW / C級)

➋ ベッティングデータ
○ 期待得点(xG):1.97ゴール vs 1.52ゴール
○ 両側の得点可能性(BTTS):62%
○ 両チーム合算期待得点:2.96ゴール
○ これまでの対戦成績:23戦 9勝 7分 7敗 (広島優勢)
○ 過去の対戦でのアンダー/オーバー:アンダー (57%)
○ 過去の成績で両チームが得点した場合(BTTS):39%

➌ 主要外信予測
[Predictz] 3-2 (広島勝)

➍ 試合の様子 & 推奨ベッティング
低得点の広島勝利を期待している。まず広島が意外に柏相手に攻撃的に波がほとんどない状況が多い。しかし転換の速度を上げて柏のカウンターを防ぎ、守備力で柏に対して記録を有利に保っている点はポジティブに見るべき点だと言える。

➎ 3行要約
[一般 勝/分/敗] 広島勝 (推奨 o)
[ハンデキャップ / -1.0] 引き分け (推奨 x)
[アンダーオーバー / 2.5] アンダー (推奨 x)

● 新潟 (日本1部 11位 / 敗勝分勝勝)
占有率を高める持続的なスタイルを多く見せている。したがって新潟のプレーは中央からの圧力に強い町田に潰されるのが普通といえるが、なぜか新潟が町田に対してはかなり強い。
特に前回の対決では相手の中央圧力を突破して得点を記録した。町田の圧力を突破したり、プレスで押し込まれる状況でもチャンスを逃していない。特にJリーグ2でも町田の前任監督の最後の対決で2-1勝利を記録するなど、多くのケースで町田にトラウマをもたらした。
- 欠場者:ユジ(MF / C級)、スズキ(FW / A級)

⦁ 町田 (日本1部 1位 / 勝敗分敗勝)
前回の試合では攻撃力が非常に復活したのが良かった。町田はサイドを攻めてクロスを上げることで統一しているが、イワタ相手にはクロスの正確さが復活し、4ゴールを記録。
ただし攻撃的な守備が新潟相手にはよく通用しない点はポジティブに捉えられない。どうしても占有率を高める傾向を持つため、中央と高い位置で行われる圧力が解かれる状況では失点率が高くなることは事実である。
- 欠場者:チャン・ミンギュ(DF / A級)、タクヤ(MF / B級)

➋ ベッティングデータ
○ 期待得点(xG):1.49ゴール vs 1.29ゴール
○ 両側の得点可能性(BTTS):58%
○ 両チーム合算期待得点:2.58ゴール
○ これまでの対戦成績:13戦 7勝 3分 3敗 (新潟優勢)
○ 過去の対戦でのアンダー/オーバー:オーバー (62%)
○ 過去の成績で両チームが得点した場合(BTTS):54%

➌ 主要外信予測
[Predictz] 2-3 (町田勝)

➍ 試合の様子 & 推奨ベッティング
多得点の引き分けを期待している。まず新潟が町田に非常に強いことを考慮した選択肢だ。特に中央で強い町田の圧力ラインを新潟が個々の技量で突破する姿を前回の試合でも見せている。町田のサイド攻撃が前回の試合で通じた点を挙げれば町田が著しく不利な状況ではないと見ることもできるが、勝利を確信することはできないかもしれない。

➎ 3行要約
[一般 勝/分/敗] 引き分け (推奨 x)
[ハンデキャップ / +1.0] 新潟勝 (推奨 x)
[アンダーオーバー / 2.5] オーバー (推奨 o)

● 磐田 (日本1部 18位 / 敗分分勝敗)
磐田のプレーは非常に逆襲志向だ。したがって占有率を持ち攻撃的に出る札幌に対しては爆発力を利用して、乱戦的な流れをうまく作り出してきた。
もちろん前回の対決では札幌相手に0-1で敗れたが、当時もチャンスが多い攻撃的な流れに続き、決定力があれば再び乱戦を誘導できたかもしれない。実際、前回の試合で合計1ゴールに止まる状況が出る前までは、2018年以降この二チームの対決では3ゴール以上が常に出ていた。
- 欠場者:なし

● 札幌 (日本1部 20位 / 最近の成績:勝敗分勝敗)
札幌の最近の攻撃力は良好だ。特にリーグで最も低いラインを築き、守備的な運営を好む福岡相手にも2-2で引き分けることもあった。
ただし常に札幌の傾向は失点を伴いやすい。極端に攻撃的な性質を持っているので、これは3バックを非常に攻撃的に使用するため。両ストッパーが守備に集中するのではなく、かなり中央でアンダーラッピングする頻度が高い。中盤の掌握と展開には有利な条件だが、相手が背後を狙う状況では必ずといっていいほど守備シーンでの「数的劣位」に陥りやすいという意味である。
- 欠場者:タカギ(ゴールキーパー / C級)、サラチャート(MF / C級)、キム・コンヒ(FW / A級)

➋ ベッティングデータ
○ 期待得点(xG):1.25ゴール vs 1.20ゴール
○ 両側の得点可能性(BTTS):50%
○ 両チーム合算期待得点:3.04ゴール
○ これまでの対戦成績:24戦 6勝 4分 14敗 (札幌優勢)
○ 過去の対戦でのアンダー/オーバー:オーバー (63%)
○ 過去の成績で両チームが得点した場合(BTTS):54%

➌ 主要外信予測
[Predictz] 2-0 (磐田勝)

➍ 試合の様子 & 推奨ベッティング
多得点の引き分けを期待している。まずこの二チームの対戦では全体的に乱戦が起こる場合が多い。特に札幌がシーズン初頭に決定力がかなり落ちている状況であれば別だが、少しずつ札幌のゴール感覚が復活しつつあり、ある程度札幌のチームカラーが出てきている点には注目すべきだろう。もちろん磐田の爆発的な一撃には期待をかけることができる。

➎ 3行要約
[一般 勝/分/敗] 引き分け (推奨 x)
[ハンデキャップ / +1.0] 磐田勝 (推奨 x)
[アンダーオーバー / 2.5] オーバー (推奨 o)

● 神戸 (日本1部 5位 / 勝敗勝分勝)
サガン鳥栖相手には非常に強い。低いラインを構築して耐えるチームには弱い流れをしばしば見せるが、サガン鳥栖は相当攻撃的に圧力をかけている。特にサガン鳥栖の攻撃的な流れを打破して自分たちがボールを奪うことでも神戸がサガン鳥栖をかなり抑え込んでいることも事実だ。
前回の対決では0-0で引き分けたが、その当時もムトのゴールポストショットや多くのセットプレーを作り出すなど、90分間主導権を握り続けたのは明らかだ。
- 欠場者:斉藤(MF / A級)、酒井(DF / A級)、マテウス(DF / A級)、イノ(MF / A級)

● サガン鳥栖 (日本1部 19位 / 敗敗分敗敗)
サガン鳥栖の守備力が問題。高い積極性が逆に守備シーンでの規律を破る特性があると言えるし、実際に全体的な強豪相手への守備能力は良いとは言い難い。
相手のビルドアップを高い積極性で制御しながら時折成果を出している。しかし神戸相手には攻撃的な成果を出すのもかなり難しい傾向があった。神戸がボールを握りサガン鳥栖を揺さぶるのを制御できず、得点力を発揮するチャンス自体が少ない。2020年以降、サガン鳥栖が神戸相手に2ゴール以上を記録したことはなかった。
- 欠場者:岡本(ゴールキーパー / B級)、井上(DF / C級)、本田(MF / A級)、横山(FW / A級)

➋ ベッティングデータ
○ 期待得点(xG):1.67ゴール vs 1.27ゴール
○ 両側の得点可能性(BTTS):46%
○ 両チーム合算期待得点:3.00ゴール
○ これまでの対戦成績:27戦 12勝 9分 6敗 (神戸優勢)
○ 過去の対戦でのアンダー/オーバー:アンダー (63%)
○ 過去の成績で両チームが得点した場合(BTTS):41%

➌ 主要外信予測
[Predictz] 4-0 (神戸勝)

➍ 試合の様子 & 推奨ベッティング
神戸が2ゴール差以上の勝利も期待できる。全体的にサガン鳥栖相手には神戸が相性が良い。特に相手の攻撃的な圧力にもボールを保持しながら、押し込む流れを作り出す能力が非常に優れている。サガン鳥栖がこの流れを克服できない状況では得点力も著しく際立った姿を見せることはなかった。

➎ 3行要約
[一般 勝/分/敗] 神戸勝 (推奨 o)
[ハンデキャップ / -1.0] 神戸勝 (推奨 o)
[アンダーオーバー / 2.5] オーバー (推奨 x)



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