6月13日 MLB タンパベイ シカゴカブス 海外野球分析 スポーツ分析

6月13日 MLB タンパベイ シカゴカブス 海外野球分析 スポーツ分析

date_time 2024-06-12 19:34:41 comment
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驚異的なラストスパートを見せて連敗を脱出したタンパベイ・レイズは、アーロン・シバーレ(2勝5敗5.51)がシーズン3勝を目指して登場する。8日のボルチモアとのホームゲームで5イニング4失点と不振で敗れたシバーレは、再び5イニングを耐える投手に戻りつつある。最近のホームナイトゲームの投球を考慮すると、今回の試合でも5イニング2~3失点程度が期待されるだろう。前日のゲームでタイオンへの対策が難航しながらも、カブスのブルペンを攻略しブレンドン・ロウのサヨナラ3ランホームランを含む5点を挙げたタンパベイの打線は、打撃の不振が一挙に解消された点が重要だ。特に、ブレンドン・ロウのサヨナラホームランを含む9回裏の逆転劇は重要である。アプリーンの降板後に3.1イニングを無失点で耐えたブルペンは、週末シリーズとは一味違う姿を見せた。

終盤の乱調が逆転負けにつながったシカゴ・カブスは、ハビエル・アサド(4勝2敗2.74)がシーズン5勝に挑む。7日のシンシナティ遠征で5.2イニング5失点と不振で敗れたアサドは、最近投球内容が大きく揺らいでいる。特に遠征で2試合連続4失点と良くなく、ナイトゲームでの弱点が今回の試合でも足を引っ張る可能性がある。前日の試合でザック・アプリーンに対してクリストファー・モレルのソロホームランを含む2点を挙げたカブスの打線は、遠征での低得点体制から脱し切れていない。10本のヒットを放ったものの、打者のリズムが乱れている。登板と同時に4失点を許し、敗北を招いたヘクター・ネリスはシーズン初の敗北の後遺症が長引くと思われる。

拮抗した試合は結局ブルペンで勝敗が分かれた。最近のカブスのパフォーマンスは投打ともに低下傾向にあるといっても過言ではない。最近の投球、そして前日の両チームの打撃を考慮すると、シバーレとアサドの投球は互角に近いだろう。しかし、ブルペンの優位は現時点ではタンパベイが持っており、これが勝負を分かつ要素となるだろう。投手力で勝るタンパベイ・レイズが勝利に近い。

予想スコア 5:3 タンパベイ勝利

ハンディ:タンパベイ勝利

アンダーオーバー:オーバー



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