6月12日 MLB ボストン フィラデルフィア 海外野球分析 スポーツ分析

6月12日 MLB ボストン フィラデルフィア 海外野球分析 スポーツ分析

date_time 2024-06-11 21:30:44 comment
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ボストン・レッドソックスは連敗を脱出し、クッター・クロフォード(2勝5敗3.51)がシーズン3勝に挑戦する。5日にアトランタとのホームゲームで6イニング6失点の不振で敗北したクロフォードは、最近3試合連続で5失点以上という極度の不振が続いている。特にホームで崩れることが多い点は今回の試合でも弱点になり得る。月曜日の試合でホワイトソックスのブルペンを攻略し、デービッド・ハミルトンのソロホームランを含む6得点を挙げたボストンの打線は、ホワイトソックスのブルペン相手に4得点を挙げたことが最終的に勝利を呼び込んだ。9回表1死2塁から出たハミルトンの果敢な3塁盗塁が勝負を決めたと言っても良いくらいだ。ブルペンデーで4失点を許したブルペンは1日の休息の間に整備が必要だ。

左腕ブルペンの乱調が逆転負けに繋がったフィラデルフィア・フィリーズは、ザック・ウィーラー(7勝3敗2.23)がシーズン8勝に挑戦する。4日にミルウォーキーとのホームゲームで7イニング5安打1失点の好投で勝利を収めたウィーラーは、最近4試合連続QS+級の投球が続いている。夜間の試合で3勝1敗1.56被安打率.148という極度に強い点は今回の試合の好投を期待させる部分だが、長く休むほど投球内容が悪くなる投手という点が唯一の弱点だ。月曜日の試合でメッツの投手陣相手にデービッド・ダールのソロホームランを含む5得点を挙げたフィラデルフィアの打線は、打撃自体は悪くなかった。しかしアレック・ボームのあまりにもひどい守備と9回裏1死満塁での併殺打は非常に痛いポイントだった。不正会計とともに4失点を許した左腕ブルペンは大いに反省が必要だ。

ロンドンシリーズを終えたチームは高い確率でアメリカ復帰後の第1戦の試合成果が落ちる傾向がある。フィラデルフィアの相手が最近不振のクロフォードという点が変数だが、時差適応の問題が懸念されるだろう。もちろんウィーラーはサイ・ヤング賞級の投球を続けているが、ウィーラーの最大の弱点は長く休むほど投球バランスが崩れるという点で、9日ぶりの登板という点はこの問題を加速させるだろう。相性で勝るボストン・レッドソックスが勝利に近い。

予想スコア:6-5 ボストン勝利

ハンディ:ボストン勝利

アンダーオーバー:オーバー



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