2023年7月8日 04:10 MLB コロラド vs カンザスシティ 試合予測および分析

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コロラド・ロッキーズ vs カンザスシティ・ロイヤルズ試合分析

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コロラド・ロッキーズ：テナー・ゴードンの初メジャーリーグデビュー

投手陣の好投で連勝に成功したコロラド・ロッキーズは、テナー・ゴードンがメジャーリーグデビュー戦を迎える。2019年アトランタの6巡目指名を受けて入団し、あちこちを転々としながらコロラドにたどり着いたゴードンは、26歳でデビューという栄誉を手にした。今シーズンAAA PCLで2勝3敗、防御率5.35、被打率.299という成績からは大きな期待はできないだろう。

前日の試合でセス・ルーゴを相手にブレンデン・ドイルの2ランホームランを含め3点を挙げたコロラドの打線は、勝利こそしたものの、今シリーズで打撃が好調とは言えない。決定的な2ランホームランを放ったドイルは狂奔を続けているが、2イニングを無失点で抑えたブルペンはそれなりの役割を果たしている。

カンザスシティ・ロイヤルズ：ブレディ・シンガーの期待値

打線の不振が連敗につながっているカンザスシティ・ロイヤルズは、ブレディ・シンガー（4勝5敗、防御率3.05）がシーズン5勝に挑む。3日のタンパベイとのホームゲームで5イニング3安打1失点の好投を見せたものの敗北を喫したシンガーは、やはりホームゲームに強い投手であることを証明した。最近のアウェイの投球もQS（クオリティスタート）級の投球が続いている点がポジティブな部分であり、デーゲームで4勝1敗、防御率2.15と圧倒的な強さを誇っていることは示唆的だ。

前日の試合でチャンスをすべて逃し、オースティン・ガンバーを相手にビニー・パスカンティノのソロホームランが唯一の得点だったカンザスシティの打線は後半のチャンスをすべて無駄にした。それだけ今シリーズでは得点圏の問題が深刻である。しかし、ブルペンの2イニング無失点が救いとなるだろう。

試合展望

今回のシリーズの特徴を考慮すれば、シンガーの投球もQSが期待されるだろう。ゴードンがどのような投球を見せるかが鍵だが、PCLで3割に迫る被打率を持つ投手に良い投球を期待するのは難しいだろう。この試合も負ければカンザスシティは前半戦で5割を割ることになる。先発で優位に立つカンザスシティ・ロイヤルズが勝利に近い。

予想スコア

カンザスシティ 8:5 勝利

ハンディキャップ予測

カンザスシティ勝利

オーバー・アンダー予測

オーバー