シンシナティ・レッズ vs デトロイト・タイガース 試合予測

シンシナティ・レッズ 分析

安易なブルペン運用が逆転敗北につながったシンシナティ・レッズは、グラハム・アシュクラフト（5勝4敗 5.45）がシーズン6勝に挑む。3日ヤンキースの遠征で5イニング3失点の投球で勝利を収めたアシュクラフトは、やはり一戦目の先発ならやれることを示した。しかし、今回の試合はやはりグリーンの後に登板しており、彼が最も苦手とするホームデーゲームである点も問題だ。前日の試合でデトロイトの車輪戦相手にスペンサー・スティアのソロホームランを含む3点を獲得するにとどまったシンシナティの打線は、このシリーズでホーム打撃が非常に良くない様子が続いている。特に得点圏での不振が深刻である。登板と同時にチームの勝利をふいにしたフェルナンド・クルーズの投球は、やはり8回にはサム・モールを上げるべきだった監督の失策である。

デトロイト・タイガース 分析

打線の力により連勝に成功したデトロイト・タイガースは、タリク・スクーバル（9勝3敗 2.45）がシーズン10勝目に挑む。3日ミネソタの遠征で6イニング3失点の投球を見せたスクーバルは、最近の遠征で3試合連続で3失点以上の揺れる姿を見せている。特にデーゲームで4勝2敗2.98の投球が揺れる問題が最大の変数となるだろう。前日の試合でハンター・グリーンの投球に阻まれながらもシンシナティのブルペンを攻略し、ウェンセル・ペレスの同点2点ホームランを含む5点を挙げたデトロイトの打線は、久々に集中力のある姿を見せたのが肯定的だ。GABPはうまく利用している中。車輪戦で3失点に耐えたブルペンは、アンドリュー・チャフィンが火をうまく消してくれて幸いだ。

試合総合分析

今シリーズでシンシナティの打線は平均シリーズの好調を全く引き継げていない。スクーバルがデーゲームで不調だとしてもシンシナティの打線は抑えられるだろう。結局アシュクラフトの投球が鍵だが、グリーンの後に登板するアシュクラフトは損が大きく、デーゲームではカッターが鈍る問題がある。先発で優れるデトロイト・タイガースが勝利に近い。

予想スコア

6:3 デトロイト勝利

ハンディキャップ

デトロイト勝利

アンダーオーバー

オーバー