2023年7月6日 08:05 MLB ニューヨーク・ヤンキース vs ボストン・レッドソックス 試合詳細分析

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ニューヨーク・ヤンキース、投手陣の乱調でシリーズ3連敗

2023年7月6日08:05 MLBニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックス試合深層分析

ネスター・コルテス（4勝7敗、防御率3.51）がシーズン5勝に挑戦。30日のトロント遠征で4.1イニング3失点で敗北したコルテスは、やはり遠征に弱い投手であることを示した。ホームゲームでの強さは確実だが、今年のナイトゲームで4勝4敗、防御率2.63という点は注目ポイント。前日のモンタスとマルティネス相手にホームラン3本での4得点のみだったヤンキースの打線は、ホームラン以外での得点が出ない点が致命的。5打数1安打の得点圏成績が示すように、打線のばらつきが深刻。4イニングで3失点許したブルペンがこのチームの最大の弱点だ。

打線の集中力で4連勝街道を進むボストン・レッドソックス

タナー・ハウク（7勝6敗、防御率2.67）がシーズン8勝に挑戦。30日のサンディエゴとのホームゲームで4.1イニング8失点で敗北したハウクは、6月に2勝1敗、防御率4.85と前より投球内容がやや揺らいでいる。昨年のヤンキース遠征では6イニング2失点で敗北したが、最近のハウクの投球を考えるとQS程度が期待値となるだろう。前日にマイアミの投手陣を攻略し6点を挙げたボストンの打線は、5回の盗塁が勝敗を分けたと言っても過言ではない。18打数4安打の得点圏成績は少々残念。5イニングで5失点し、ピベッタの勝利を逃したブルペンは、最近消耗が激しい問題がある。

最近のヤンキースの打線とコルテスの変数

最近のヤンキースの打線は、ホームラン以外での得点力の問題がかなりある。ハウクの最近の投球を考慮すると、今回の試合も容易ではないだろう。鍵となるのはコルテスがどれだけ耐えられるかだが、最近のボストンは左投手に好調で、コルテスの投球スタイルはすでにマイアミ戦である程度ボストンの目には馴染んでいる。相性でリードするボストン・レッドソックスが勝利に近い。

予想スコア：5対4でボストン勝利

ハンディ：ボストン勝利

オーバー/アンダー：オーバー

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